青森・奥入瀬の旅~奥入瀬渓流散策~

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食事をとる、温泉でリラックス、本を読む、ティータイムを楽しむ、本を読む、食事をとる、その前後に温泉でリラックス、寝る前に本を読む。心と体の気が向くことだけをしてあげよう、と決めた2泊3日の旅。

アクティビティに参加して、奥入瀬の自然の美しさにすっかり魅せられてしまって自分の足でも歩きたくなり、散歩に出かけました。

渓流沿いには遊歩道があるはずなのだけれど、雪に埋もれ、どこが境なのかわかりません。うかつに歩いて転落しては大変なことになります。残念だけれど安全そうなところを選んで、行けるところまで行ってみましょう。

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天気はうす曇り。雲の切れ間から時々太陽が顔をのぞかせます。気温はマイナス2℃なのですが、寒さは感じません。これは本当に驚きでした。雪が降っているのか、風に飛ばされているだけなのか、陽光を受けてキラキラと輝きながら舞い散る中、誰もいないのでマスクを外し、思いっきり新鮮な空気を吸い込む。甘い・・・。雪の香りなのかしら、それも森の香り?

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深呼吸をして空を見上げると、葉を落とした木々の枝が、水墨画のように伸びています。その枝ぶりは人生ならぬ木生と言ったら良いのでしょうか、それぞれの木が生きてきた道のりに見え、どれもが一つ残らず美しいのです。冬は緑豊かな時期には見られない、森の心と触れ合える季節なのかもしれません。

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ふかふかのベルベットのような雪

昨夜降った雪が景色を塗り替えたようで、あたり一面、清々しいほどの白さ。高級なベルベットのように見えるそれを手に取ってみると、冷たさと共に感じたのは軽さでした。今でこそ数年に1回くらいしか積もるほどの雪は降らなくなりましたが、私が子供のころは、ひと冬に必ず、雪だるまが作れるくらいの雪が降ったものです。遠い記憶をたどって思い起こした雪の感覚と、今、手の中にある雪は明らかに違っていました。これをパウダースノーというのかしら。日本の上質な雪を求めて、世界中からスキーヤーがやってくると言うニュースを聞いたことがあります。日本人に見捨てられた雪深い街の不動産を、外国人がこぞって買い求めているとも。このさらりとした感触がスキーヤーたちを虜にしているのは、ウインタースポーツをしない私にもわかる気がします。

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少し雲が多くなり、風が強くなってきました。急に天気が悪くなって、帰るに帰れない状況になっても困ります。五感もたっぷり開放してあげたので、そろそろ引き返しましょう。草花が芽吹く春、緑濃き夏、極彩色に彩られる秋、それぞれの美しさを堪能したくなる奥入瀬。また絶対来るね、と森につぶやき、帰途に着いたのでした。

 

アイキャッチの写真は何も加工していない、素のままの奥入瀬の森です。墨絵のようで本当にきれい。

 

 

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