第四のミッション~オーダー家具、到着~

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1月にオーダーしたテーブルと椅子が、思ったより早く到着しました。

お世話になったのは合羽橋に店舗があるS-CUBICさん。合羽橋には食器を買いに何度も訪れていて、そのたび、のぞかせてもらっていましたが、家具を注文するご縁までには至っていませんでした。引っ越しに伴い、テーブルと椅子が必要になった時、真っ先に思い浮かんだのがS-CUBICさんだったのです。

www.s-cubic.net

飲食店向けの家具を扱っておいでですが、この会社のオリジナル商品なら大きさや高さを1台、1脚からオーダーできるとのこと。引っ越して以来、どんな感じにしたいかをずっと考えていたのでイメージはほぼ固まっていましたが、十分に策を練ってからお願いすることにしました。

経験上、座りやすいと思う椅子は、座面の幅は狭くても奥行きが深いもの。休日の昼下がり、その椅子に座って本を読んだり手帳を書いたりする時間を楽しむのだろうから、長時間座っていても疲れない、適度なクッション性のある座面がいいはず。合わせるテーブルは一本足のカフェタイプ。カジュアル感が出るんじゃないかしら。この部屋全体のテーマである“森の中の一軒家”に似あう、木を伐り出して作ったようなテーブルと、体全体を包み込んでくれる包容力のある椅子を買おう。

明確にイメージを固めてから伺ったはずなのに、いざとなると迷う迷う(笑)人間とは勝手なもので、あるモノから選べ、と言われると不満を持ち、自由に決めて良いとなると不安を持つ。オーダーするというのは自分の決断に責任を持つことでもあるのだとつくづく思いました。

最終的に選んだテーブルはアッシュというのでしょうか、老木の木肌を思わせるな色。イメージに近い突板の天板が無く化粧合板にしましたが、最近は本物と見まごうほど精密にできています。椅子の張地は、光の加減によって若草にも深い森に生える苔の色にも見える緑色のツイード。使い続けて擦れてきたとしてもそれもまた味わいに代わってくれるでしょう。足は深めの茶色にして、葉の生い茂る木をイメージしてみました。

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うん、いい感じ。さっそく椅子に座ってみます。小柄な私に合う高さにしてもらったので、足がプラプラと宙に浮くことがなく、座っていてとても楽。オーダー時、天板のサンプルが無く、カタログのみで判断しなければならなかったので一抹の不安があったテーブルも、ざらりとした手触りが感じられそうな木目のきれいなプリントに一安心です。

先週買った椿の枝を置いてみると、あら、いいじゃない。このテーブルにはかわいらしい花よりも。枝ものか、日本の野に咲く花が似合いそうです。

さぁ、これで部屋の背骨はできました。お次のミッションは窓まわり。日当たりや採光が良いのはありがたいのだけれど、太陽の角度によって直射日光が差し込んでくるのです。夏が来るまでには完了させなければ。