第三のミッション

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第三のミッション、照明計画を完成させるのは秋口、と決めていました。昼から夜へと変わっていく時間の移ろいを楽しみながら一つ一つ灯りを灯していく楽しみは、陽が短くなってくる秋以降の方が味わえます。

メインの灯りはコージーコーナーに置くことにしました。ホッとする時間は、柔らかい光で部屋を包み込みたいからシェードは布製で、クラシックな裾が広がった形か、プリーツが寄せられているもの。本を読むのもネットサーフィンをするのもここだから、手元も明るい方が良いことを考えると、上下に光が漏れるフロアスタンドタイプが最適でしょう。仕事で何回か訪れた街のカフェに置いてあったライトがまさしくそれでした。

シェードの大きさや灯りの漏れ方など、目で確かめて買いたいのですが、これまたなかなかイメージ通りの照明に巡り合えません。ネットで探してやっとみつけたのが、このフロアスタンドライトでした。

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似たような形のライトはピンキリでありますが、価格の差は細部に現れるもの。スタンドの高さが変えられること、アームで位置が変えられること、色が使い込んだ真鍮のように見えること、シェードの布が少し黄味がかっているから、漏れる灯りも温かい光になるであろうこと、大きさも小さめであること、何より余計な装飾がついていないことが気に入って、我が家にお迎えしました。

リラックスチェアの横に置いてみると、クラシカルな雰囲気の照明はまるでずっと一緒に過ごしてきたかのような存在感で、新入りのチェアを優しい灯りで包み込んでくれます。強い主張はしないけれどその存在は無視できない、部屋の重鎮と言ったところでしょうか。

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部屋を見渡し、フロアスタンドの灯りが届ききらないキッチンカウンターの上に、お月様の形のテーブルランプを置きました。このキッチンカウンターの上で、毎朝ハンドドリップでコーヒーを淹れることが、目覚めの儀式のようなっています。起床時間の朝5時、太陽が顔を出すまでの残り短い月明かりを楽しむようにライトを点け、空に浮かんでいる月の姿が見えなくなるころ、パチンとライトを消す。それもまた朝の儀式となりました

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もう1か所、灯りがあってもいいかなと思う場所がありますが、ひとまずリビングの照明計画は一区切り。さて次は寝室側だわ。いまだに照明を置いてなく、真っ暗なんだけど。未完成だからこその楽しみはまだまだ続きそうです。

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