最初のミッション

この部屋に引っ越そうと決めたとき、最初に思ったことが「照明をどうしよう」でした。

今まで借りてきた部屋にはすべて照明が標準で付いていて、特に気にすることも無く、そのまま使っていました。インテリアに興味がなかったわけではありません。コロナ前の休日は出かけることを基本としていて、部屋で「くつろぐ」ことを重視していなかったから、それで十分だったのです。

どうしよう、と思った理由は2つありました。

 

一つは、天井からのシーリングはつけずに間接照明をいくつか置きたいこと。

二つ目は、何を買うにせよ、どんなデザインのものが良いか、時間のない中で決めなければならないこと。

 

自分で照明を選ぶなら、海外のインテリア雑誌やドラマで見る部屋のように、いくつかの間接照明を組み合わせて、光と影を作りだしたいと思っていました。欧米のドラマがどこか大人っぽく、男女のしめやかな会話が似合うのも、間接照明で生み出される影があるからこそ。部屋の隅々まで照らす天井からのシーリングライトでは、あのニュアンスある雰囲気は生まれません。部屋で過ごす時間が長くなった今、おろそかにはできないインテリアの要素です。

けれど照明計画を練るには期間があまりにも短いし、寝室はともかくリビングは真っ暗闇というわけにもいかない・・・。悩んだ挙句、安くて納得できるデザインのシーリングライトを、リビング側にだけ付けることにしました。

 

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ワット数を小さめにしたせいか、4灯全部つけても明るすぎないのが気に入っています。もっとも今は、照明計画がほぼ完了し、あまり使わなくなってしまったのですけれど(笑)